イケメンの定義

明大前で、僕の後ろを歩いていた大学生の女性2人が告白の話をしていた。

“こないだ◯◯君に告白されたんだけどさ、「顔だけイケメン」だから、断っちゃった”

“「顔だけイケメン」じゃ、ヤバいよね”

時代の変化を感じた。

僕らは、生まれながら、どこか1つはイケてるところがあるというのに、今では、2つ以上イケてないとカップルになれない。

「出会い系サービスで数千円を使ったら、カップルになれる!」などと、考えているようでは時代遅れだ。

僕のイケメンの知人も、先日、ネットチャットした女性の銀行口座に1万円を振り込み、代わりに教えてもらった電話番号に、電話をかけたところ、全然関係のない男性につながっただけだったという。顔だけではダメだ。

以前も書いた通り、弊社の早稲田大学の女性スタッフたちは「イケメンの定義」を持っている。

1. 首から上がイケメン
2. 首から下がイケメン
3. 雰囲気がイケメン

「以上 3つのうち、2つ以上を満たしていれば、イケメン!」とのことだ。

勝手にしてくれと思う。

だけど、みんなには、がんばって欲しいし、振り込み被害になんかあわないで、カップル誕生を目指して欲しい。

そして、大学生の女性たちに、

“俺は、あと、どうしたらイケメン?”

と聞いて、

“首から下と、雰囲気の2つは、努力でなんとかなりますから、2つがんばれば、イケメンですよ!”

と笑顔で「何一つ満たしてない」ことを、遠回しに言われた僕の分まで、成果を上げてもらえたら幸いだ。

安全を保証する法案が決まっても、僕らの戦いは続く。